「レブロンvsカリーを生で観た!NBA観戦に行くまでの準備・費用・リアル体験記」

試合観戦について

【観戦】NBA観戦体験記1 

① 旅行編:NBA観戦に行くまでの準備・移動・現地の雰囲気

こんにちは!

NBAファン歴15年、かすたーどです。

この記事では、NBA観戦体験記の第1弾として、観戦までの準備や移動手段、現地の雰囲気など、実際に渡米して観戦したからこそお伝えできるリアルな情報をまとめています。

「いつか本場でNBAを観てみたい」と思っている方にとって、少しでも参考になる内容になれば嬉しいです!

1. 観戦を決めた理由

● 憧れを現実に変えた、たった一度のチャンス

小学校3年生の頃から、僕はNBAの虜だった。深夜のスポーツ番組で流れるダンクやスーパープレイに心を奪われ、「いつか生で観てみたい」とずっと思い続けてきた。でも、学生のうちは金銭的にも時間的にも自由がなく、現地観戦は夢のまた夢だった。

高校時代は夏休みがオフシーズンと重なるし、春休みはプレーオフ直前でスタープレイヤーが温存されることもある。どうしてもベストタイミングをつかめなかった。

そんな中、大学4年生の春。卒業を目前にして、「今しかない」と強く思った。就職したら長期休みなんてまず取れない。だったら、今この瞬間を逃すわけにはいかない。そう決めて、1年間コツコツと貯金を続け、卒業旅行としてNBAを見に行くことにした。

とはいえ、周りに同じ熱量を持つ友達はいなかった。数十万円かけてまで観に行きたいという人は、正直いない。でも僕にとっては、人生で一度は叶えたい夢。だから1人で行くことにした。

もちろん、不安はあった。初めての海外、英語も不安、何かあったらどうしよう。でも、1人旅だからこそのメリットもあった。すべてを自分で決められる自由。誰かに合わせる必要がない。だからこそ、僕は「どうしてもこの試合が観たい」という一点に全力を注げた。

2010年代のNBAを見て育った僕にとって、どうしても外せない対戦カードがあった。それがレブロン・ジェームズ vs ステフィン・カリー。この2人の対決こそが、自分のNBA観戦の集大成にふさわしいと思った。

NBAの年間スケジュールを何度も確認し、2024年3月16日、ロサンゼルスでレイカーズとウォリアーズが対戦することを発見。迷わずその日をターゲットにした。どうせ行くなら前の席で。自分の出せるギリギリの金額を使って、最高の体験をする覚悟を決めた。

2. チケットの入手方法🎫

● チケット購入は「Ticketmaster」一択だった

NBAの観戦チケットにはいくつかの購入手段がありますが、僕が選んだのは「Ticketmaster」でした。アメリカではメジャーなチケット販売サイトで、NBA各チームの公式パートナーでもあります。

実は、Ticketmasterにはアプリもあるのですが、日本のApp Storeからはダウンロードできないようでした。そこで、ブラウザで「ticketmaster」と検索し、公式サイトにアクセス。検索窓に「Lakers」と入力すると、レイカーズの試合スケジュールが一覧で表示され、その中から目当ての「レイカーズ vs ウォリアーズ」の試合を選びました。

あとは、表示されるスタジアムの座席マップから空席をチェックして、自分の希望に合う席を選ぶだけ。購入時はクレジットカード情報を入力すれば、すぐにメールでチケットの通知が届きました。今は電子チケットが主流なので、紙のチケットは不要。スマホひとつで入場できるのも便利でした。

僕の中でチケット購入の条件は明確でした。「出せる範囲で最も良い席にすること」。だから迷いはほとんどなかったですね。価格はかなり高額でしたが、組み合わせや人気度で値段が変動するのは少し驚きでした。今回はNBA屈指の人気カード。結果、ベンチ向かい側・コートから6列目という神席を、日本円で約30万円かけて手に入れました。

もちろん、高い。でも、「人生で一度はこの景色を見てみたかった」と胸を張って言える体験が手に入ったと思っています。

3. 渡航準備・ホテル予約✈️

● 初渡米だからこそ、安心を最優先にした旅の手配

観戦チケットが無事に取れたあとは、ホテルと航空券の手配へ。僕が利用したのは、旅行予約サイトの「Agoda」でした。航空券については、関西国際空港からロサンゼルス国際空港までの往復便を検索。条件は「できるだけ移動時間が短く、かつ費用を抑えられること」。

結果的に選んだのは韓国経由の便。韓国も行ってみたかった国のひとつだったので、ほんの少しの乗り継ぎ時間でも「寄れた感」があって、個人的には満足しています。航空券は比較的すぐに決まりました。

一方で悩んだのは、ホテルの手配。日本は世界でも有数の治安の良さを誇る国。だからこそ、ロサンゼルスのような大都市を訪れるときは、エリア選びを慎重にしました。

選択肢はさまざまでした。試合会場であるクリプトドットコム・アリーナから近いダウンタウン、比較的治安が良いとされるアナハイム(ディズニーランドもあって観光にも便利)、さらに観光地として有名なビバリーヒルズやサンタモニカも候補にはありました。

最終的に決めたのは、アリーナから徒歩5分程度の場所にあるダウンタウンのホテル。理由はシンプルです。試合が終わるのは夜9時前後。見終わったあとすぐにホテルへ帰れる距離であることが、何よりの安心材料でした。ロサンゼルスではタクシーがすぐに捕まるとは限らないし、深夜の治安も読めません。初めての海外だからこそ、安心と安全を最優先に考えた結果の選択です。

繁忙期の3月ということもあり、ホテルと航空券合わせて約50万円ほどの出費になりました。正直、もっと安く抑えることもできたとは思います。でも、「初めての渡米で何より大事なのは安全」と自分に言い聞かせて、この投資に納得しています。

4. 移動手段🚗

● 移動手段はUberとバスと徒歩。気づけば3万円の出費に

ロサンゼルスでの移動は、事前に想像していた以上に費用がかかりました。広大なアメリカの都市では、電車移動が主流の日本と違って、車移動が基本。だからこそ、移動手段の選び方が重要になってきます。

僕が実際に使ったのは「Uber(配車アプリ)」「FlyAwayバス」「徒歩」の3つ。メインはUberでの移動でした。特に観光地間の移動や少し距離のあるエリアへ行くときは、ほぼすべてUberを利用。使い方は日本のタクシーアプリとほとんど同じで、英語が話せなくても事前に行き先をアプリで指定できるのでとても便利でした。

空港と市内の往復だけは「FlyAwayバス」を利用しました。これはロサンゼルス国際空港(LAX)とダウンタウンのユニオン・ステーションを結ぶ直行バス。荷物が多いときでも安心して利用できて、コスパも良好です。

そして、徒歩。意外とロサンゼルスの中心部では、歩ける距離の観光スポットもあります。試合会場のクリプトドットコム・アリーナ周辺やダウンタウンのホテル周辺などは、昼間であれば比較的安心して歩けました。

ただ、どれだけ徒歩で節約しても、やっぱりUberの利用が多くなると出費はかさみます。最終的に、移動費だけで約3万円ほど使っていました。日本との大きな違いは、タクシー利用時の「チップ文化」。アプリ上で支払う仕組みですが、チップの割合も選ばなければならず、最初はちょっと戸惑いました。でもこれも、アメリカらしい経験として楽しむことができました。

5. 現地の第一印象・街の雰囲気

初めてアメリカを訪れてまず感じたのは、「すべてがとにかくスケールが大きい!」ということでした。ロサンゼルス国際空港に着いた瞬間から、その広さに圧倒されました。ターミナルがいくつもあって、帰りに迷わないように気をつけようと思ったほどです。

街中でも同じような印象を受けました。建物は高く、道幅は広く、植えられている木も日本で見慣れているものとは違って見えました。そして何より、人が大きい! 背が高くて体格のいい人がとても多く、「アメリカに来たんだな」と実感させられました。

日本とのギャップを感じたのは“安心感”の部分です。車のスピードはかなり速く、ホームレスの方を見かけるのも日常的。実際、窃盗の現場を目撃することもありました。ただ、だからといって常に危険を感じていたわけではなく、注意すべきところに気を配っていれば、1人でも不安なく過ごすことができました

また、3月中旬のロサンゼルスは思っていた以上に暖かく、長袖の服を持って行ったものの、結局は毎日半袖で過ごしていました。日本の春とは気候が全然違っていて、これも印象的なギャップのひとつでした。

6. まとめ

  • 小3からの夢だったNBA観戦、ついに実現!
  • チケットはTicketmasterでコート6列目をゲット(約30万円)
  • 安全面を最優先し、ダウンタウンのホテルを選択
  • 移動はUber中心で、移動費は約3万円に
  • ✔ ロサンゼルスの街は、全てが“ビッグスケール”だった

初めての海外、しかも1人旅。わからないことだらけで不安もありましたが、「レブロンvsカリーを現地で観る」という夢を叶えるには、これ以上ないタイミングと行動だったと思っています。

次回のブログでは、いよいよ観戦当日のリアルな様子をお届けします。

あの興奮、会場の空気、そして目の前で繰り広げられたスターたちの対決——

ぜひ、続きをお楽しみに!

コメント

タイトルとURLをコピーしました