【決着】NBAプレイオフ・カンファレンスファイナル IND vs NYK
こんにちは!
NBAファン歴15年、かすたーど。です!
この記事では、日本時間6月1日に行われたNBAプレーオフ、イースタン・カンファレンスファイナル第6戦の速報をお届けします!
1. EAST Conference Finals GAME6
● Indiana Pacers vs New York Knicks
第3シードのニックスと第4シードのペイサーズが対戦するカンファレンスファイナル。
第5戦では、ニックスがホームで完璧なゲーム運びを見せ、ペイサーズに付け入る隙を与えず快勝。逆転でのNBAファイナル進出に向け、崖っぷちで踏みとどまった。第6戦でも同様の内容を再現できれば、最終第7戦をホームで迎えることも現実味を帯びてくる。
一方、ペイサーズとしては、この第6戦でシリーズを決めたいところ。そのためには、第5戦でニックスが徹底して行ったエース・ハリバートンへのフェイスガードへの対応、そしてポゼッションバトルでの優位確保が鍵となるだろう。
●GAME REPORT🔥
【1Q】IND 25 : NYK 24
激しいコンタクトが続く、ハードなディフェンスで幕を開けた第1Q。
ニックスは第5戦同様、ペイサーズのエース、タイリース・ハリバートンに対し、フェイスガードに近い厳しい守備を展開。一方ペイサーズは、パスカル・シアカムを起点としたオフェンスや、ブランソンを狙ったミスマッチ攻撃、さらにはディフェンスから速い展開につなげる形で応戦する。
ペイサーズはまた、ブランソンに自由を与えないバックコートからのプレッシャーを継続。ニックスもそれに対抗する形で、第5戦で手応えを掴んだリムアタックとオフェンスリバウンドを軸に打開を図る。
互いに譲らぬ展開のまま、1点差で最初のQを終える。
【2Q】IND 33 : NYK 30(前半終了 IND 58 : NYK 54)
第2Qはベンチメンバー主体でスタート。
ニックスはランドリー・シャメットを投入し、シューターとしての起用が見られたが、基本的な攻めの軸は変わらず。OG・アヌノビーやカール=アンソニー・タウンズのリムアタックで、引き続きペイントアタックを仕掛ける。スタメンが戻ってもこの傾向は続き、リムアタックとオフェンスリバウンドがこの試合の明確なゲームプランであることがうかがえる。
ペイサーズは第1Qに引き続き、ハードな守備から速攻につなげるスタイルを継続。ピック&ロールを起点にしながら高効率で得点を重ね、3Pも好調。これもピック&ロールがうまく機能している証拠だろう。
両チームともディフェンス強度が高く、ファウルも増加。残り5分を切った時点でボーナスに突入するなど、接戦ながら激しい内容となった。
【3Q】IND 34 : NYK 23(第3Q終了 IND 92 : NYK 77)
スターティングメンバーで後半がスタート。
両チームとも大きな戦術変更はなく、ペイサーズはペースアップを狙ったハードディフェンスと素早い切り替えを継続。ニックスも引き続き、リムアタックとオフェンスリバウンドを中心とした強気なアプローチを続ける。
この流れの中で、ペイサーズのビッグマン陣がファウルトラブルに陥るも、控えのトーマス・ブライアントが代役として大活躍。3Pを高確率で沈め、チーム全体でもこのQだけで7本の3Pを成功させるなど、ペースを一気に引き寄せた。
対するニックスはTOが増え、シュート精度も低下。ペイサーズはポゼッション数もシュート確率も向上し、第3Q終了時点で15点差と突き放す展開に。
【4Q】IND 33 : NYK 31(試合終了 IND 125 : NYK 108)
15点差を追う形で最終Qに入ったニックス。序盤はリムアタックが効果的に決まり、反撃ムードを作り出す。しかしペイサーズもピック&ロールからの展開でリズムを崩さず、攻守で均衡を保つ。
特に、ペイサーズが第3Qまでに3Pを高確率で決めていたことで、ニックスのディフェンスは外を警戒。その結果、ペイント内にスペースが生まれ、イージーな得点につながる形が増えていった。
一方のニックスは、最後までシュート確率が上がらず、差は徐々に広がっていく。残り4分で点差は19点にまで開き、万事休す。そのまま試合終了となった。
【試合結果】
🏀 ペイサーズ 125 – 108 ニックス
全Qで上回ったペイサーズが快勝し、シリーズ通算4勝2敗でニックスを下してNBAファイナル進出を決めた。
MVPには攻守にわたって安定した活躍を見せたパスカル・シアカムが選出された。
2. KEY POINT 🔑
Point1:アンドリュー・ネムハド 完璧な仕事
今日の試合のMVPは、間違いなく彼だろう。
オフェンスでは、要所でミドルレンジや3Pを沈め、ニックスに決定的な流れを渡さなかった。そして何よりも特筆すべきは、ディフェンス面での貢献だ。
試合を通じてニックスのエース、ジェイレン・ブランソンとマッチアップ。彼をフィールドゴール成功率44%、3P成功率28%、さらには5ターンオーバーにまで抑え込んだ。加えて、圧巻の6スティールを記録。スタッツ以上に、その存在がディフェンスの中心として光っていた。
Point2:ペイサーズ 控えビッグマンの活躍
今日の試合では、ペイサーズのビッグマン、マイルズ・ターナーがファウルトラブルによりプレイタイムが制限された。そんな中で存在感を発揮したのが、オビ・トッピンとトーマス・ブライアントだ。トッピンは18得点、ブライアントは11得点を記録。ハイペースの展開でも走り切る脚力に加え、3Pを高確率で沈めたことで、ペイサーズに安定した得点源をもたらした。
3. NBAファイナル展望👀
● 1999-2000以来のNBAファイナルへ
ペイサーズは今日の試合に勝利し、25年ぶりのNBAファイナル進出を決めた。
相手は今シーズン圧倒的な勢いで勝ち上がってきたオクラホマシティ・サンダーだ。下馬評ではサンダー有利と見る声が多い。両チームともハードなディフェンスと速い試合展開を得意とし、共通点が多いだけに、ペイサーズは何かサンダーを出し抜くポイントが必要になる。
そのひとつが、多人数によるローテーションだ。フレッシュな選手を次々と投入し、常にサンダーにプレッシャーをかけられれば、勝機は十分にあるだろう。
4. まとめ
この記事では日本時間6月1日に行われたイースト・カンファレンスファイナルの速報をお届けしました。
- ✔ EAST Conference Finals GAME6
- ✔ KEY POINT 🔑
- ✔ NBAファイナル展望👀
ついにNBAファイナルの組み合わせが決まりました!
どちらが勝っても初優勝という新時代を感じる組み合わせですね!
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