NBA Game Report ECF GAME4

試合速報

【分岐点】NBA プレイオフ・カンファレンスファイナル IND vs NYK GAME4

こんにちは!

NBAファン歴15年。かすたーど。です!

この記事では日本時間5月28日に行われたイースト・カンファレンスファイナル第4戦の速報をお届けします!

1. EAST Conference Finals GAME4

● Indiana Pacers vs New York Knicks

第3シードのニックスと第4シードのペイサーズの対戦となったカンファレンスファイナル。

現在シリーズ2勝1敗でペイサーズがリード。オフェンシブチームの対決ということもあり、シリーズ全線壮絶な殴り合いが繰り広げられている。しかし両チームともホームゲームを落としているという、異様なシリーズ展開となっている。

第4戦、リードしているペイサーズはこのホームゲームを勝利すれば王手。ほぼシリーズ突破が確定したと言ってもいい状態になる。

一方のニックスは負ければシリーズ敗退が確定的となってしまうため、Must Winゲームである。第3戦でも勝利したとはいえ、最大20点差をつけられているため、改善の余地はありそうだ。

● GAME REPORT🔥

【1Q】

ハイスコアリングなゲーム展開でスタート。両チームともに好調でミスも少ない。ニックスはエースであるジェイレン・ブランソンが13得点をあげる活躍を披露する。負けじとペイサーズもエースであるタイリース・ハリバートンが15得点、パスカル・シアカムが11得点とチームを牽引。ハイペース、ハイスコアリングの展開で第1Qを43対35と終盤に少しリードを得たペイサーズ8点リードで終える。

【2Q】

第1Qのペースからは一転、両チームともにディフェンス面で激しさが増す。その結果ファウルも増加し、FTの試投数も増加した。その中で存在感を発揮したのはニックスのカール・アンソニー・タウンズだ。第1Qは早々に2つのファウルを犯し、ベンチへと下がった彼だが、フィジカルな場面が多かった第2Qではチームを牽引。このQで12得点を記録する。ペイサーズも要所でシュートを沈め、完全な流れだけは渡さない。前半を69対64のペイサーズ5点リードで終える。

【3Q】

このQ序盤にニックスのミッチェル・ロビンソンに5つのオフェンスリバウンドを許し、リバウンド面で苦しい展開のペイサーズだったが、要所でチームとしてノーマークのシュートをクリエイトし、それを沈める。早い展開からのオフェンスもあり、シュート確率は上昇。ニックスもブランソンがこのQで13得点を記録するが、気がつけば点差は開き、102対91のペイサーズ11点リードで最終Qを迎えることとなる。

【4Q】

Q序盤、シアカムの連続得点で点差はこの試合最大の15点差となる。更にニックスは約1分半の間に4つのファウルを犯し、チームファウルも溜まってしまい苦しい展開になる。その後もミケル・ブリッジスの3PシュートやFTでじわじわと点差を詰めるが、もう1本がほしい場面でFTを与えてしまう。ハリバートンがFGがほしいポイントでシュートを沈めるなど、追いつくまで至らずゲームエンド。

【試合結果】

ペイサーズ130点 ニックス121点

ペイサーズが勝利し、シリーズ3勝目。NBAファイナルへ王手をかけた。

2. KEY POINT 🔑

Point1:NBA初の記録

この試合はなんと言っても、タイリース・ハリバートンだろう。32得点、12リバウンド、15アシスト、4スティールの30得点超のトリプルダブルを達成する。この記録は歴史上、オスカー・ロバートソンとニコラ・ヨキッチしか記録していなかった。NBA初の記録となったのはそれにプラスして、0ターンオーバーという点だ。これは1977年からTOの集計が始まって以来、初の快挙である。

Point2:密かな高活躍 ベネディクト・マサリン

この試合ニックスが微妙に流れが掴めなかったのは、ペイサーズのFTの獲得タイミングだ。その点でマサリンは最高の仕事をしたと言える。12分の出場で20得点、FT11本の獲得。ベンチから少ないミニッツでこの活躍は驚異的であり、ペイサーズの層の厚さがよくわかる活躍だった。

3. シリーズ展望👀

● 王手のペイサーズ 崖っぷちのニックス

シリーズ3勝1敗で王手をかけたペイサーズ。次戦こそニックスのホームであるマディソン・スクエア・ガーデンでの試合だが、シリーズ第1戦、第2戦の様子から良いイメージを持っていることは確実だろう。

王手をかけられたニックスはウエストのウルブス同様、歴史上5%にも満たない通過率と戦うこととなる。これまで大逆転を何度も起こしてきたニックスだからこそ、期待する面は大きい。そのためには、ニックスに流れを引き寄せる変化が必要になるだろう。

4. まとめ

この記事では、NBAプレイオフ・イースト・カンファレンスファイナルから第4戦の速報をお届けしました!

  • EAST Conference Finals GAME4
  • KEY POINT 🔑
  • ✔シリーズ展望👀

ウエストに続き、イーストもファイナルへ王手がかかりました。

このままシリーズを決めてしまうのか、それとも歴史的逆転劇が起こるのか楽しみでなりません!

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