【開幕】NBAファイナル OKC vs IND 第1戦
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NBAファン歴15年。かすたーど。です!
この記事では日本時間6月6日に行われたNBAファイナル、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズの第1戦速報をお届けします!
1. NBA Finals Game1
● Oklahoma City Thunder vs Indiana Pacers
ウエスト第1シードのオクラホマシティ・サンダーとイースト第4シードのインディアナ・ペイサーズの対戦となった2025年NBAファイナル。
項目 | オクラホマシティ・サンダー | インディアナ・ペイサーズ |
---|---|---|
レギュラーシーズン OFFRTG | 119.2(リーグ3位) | 115.4(リーグ9位) |
レギュラーシーズン DEFRTG | 106.6(リーグ1位) | 113.3(リーグ14位) |
プレイオフ OFFRTG | 115.9 | 117.7 |
プレイオフ DEFRTG | 104.7 | 113.6 |
1stラウンド | vs MEM:4勝0敗 | vs MIL:4勝1敗 |
カンファレンスセミファイナル(CSF) | vs DEN:4勝3敗 | vs CLE:4勝1敗 |
カンファレンスファイナル(CF) | vs MIN:4勝1敗 | vs NYK:4勝2敗 |
レギュラーシーズン、プレイオフ変わらずにプレイすることができている両チーム。勝ち上がりも、サンダーがカンファレンスセミファイナルでナゲッツと接戦を戦ったものの、その他は両チームともにシリーズ通して優位を持つ戦いを披露してきた。
両チームは似ている部分が多い。激しいディフェンスからのハイペースな試合展開。ミスが少なく、効果的なアシストを記録している点。5アウトによる全員でスコアリングが可能な点。
似ている点があまりにも多く、両チームがぶつかった時に激しい試合になることは明白。勝敗を左右するのは両エースの出来とリバウンドだろう。もちろんシュート確率が良いに越したことはないが、調子が悪い時にミスをしない両チームだからこそ、リバウンド面でポゼッションを増加させることが重要。差が広がりにくいからこそ、勝負所でのエースの活躍は必須となってくるだろう。
● Game Report🔥
【第1Q】OKC 29 vs IND 20
サンダーのホームアリーナであるペイコムセンターで行われたNBAファイナル第1戦。
試合はサンダーペースで進む。第1Qだけでペイサーズに9個のTOを発生させ、一気に流れを掴む。エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーも第1Qで12得点とチームを引っ張る活躍を披露。苦しい展開のペイサーズもシュート確率が好調なことが救いな点であり、TOについても発生させられてはいるものの、簡単にスコアリングまで繋げさせてはいない。
【第2Q】OKC 28 vs IND 25
第2Qもサンダーペースで試合は進行。ペイサーズはこのQもサンダーのディフェンス強度に慣れることができず、11個のTOを発生してしまう。ミスは多いものの、リバウンドは安定して獲得できているため、サンダーのシュート確率の上昇には繋げさせていない。思うようにシュートが決まらないサンダーが地道に点差を広げ、前半で12点差を得る形で折り返す。
【第3Q】OKC 28 vs IND 31
第3Qついにペイサーズがディフェンス強度に慣れ、TOが減り、シュートまで繋がるようになっていく。その結果一進一退の展開となる。前半からリバウンドを安定して獲得できていたペイサーズにとって、TOが減ったことは、ポゼッションバトルで優位を得ることにつながる。優位を奪われながらもサンダーは要所で粘り、点差を縮めさせない。
【第4Q】OKC 25 vs IND 35
最終Q、序盤は拮抗した展開。残り時間9分を切ったあたりからペイサーズが猛攻。5本の3Pを沈め、残り時間5分を切った段階で4点差とサンダーに迫る。しかしここから、サンダーもシェイが4本のFTを含む6連続得点で残り時間3分を切ったところで9点差をつける。勝負ありかに思えたが、ペイサーズがここからまさかの粘り。2本連続で3Pを沈め、3点差。残り時間48秒でパスカル・シアカムがシュートを沈め、1点差。最後1本決めれば負けがなくなるサンダーのオフェンス。ボールはエースのシェイに託されたが、これを決め切ることができず、ボールはペイサーズへ。残り時間7秒。ボールはここまでのプレイオフで何本も勝負所でシュート沈めてきた、エースのタイリース・ハリバートンへ託される。残り時間0.3秒、ハードなディフェンスを掻い潜り、放ったシュートが見事に決まり。そのままゲームエンド。
試合結果 OKC 110 vs IND 111
ペイサーズが敵地で勝利し、ファイナル先勝を得た。
2. Key Point🔑
Point1:決勝点 タイリース・ハリバートン
このプレイオフでペイサーズは残り時間が少ない状態で追い付くことが難しい点差を何度もひっくり返してい。今日も試合時間48分中、ペイサーズがリードしていた時間は決勝点が決まった後の0.3秒だけだ。それほどサンダーのディフェンスに苦しめられ、ペースを掴むのが難しかったということだろう。それだけに、簡単に決められるわけではないラストショットを沈めたハリバートンは見事という他ないだろう。
Point2:ポゼッションバトル
今日の試合の中で、ペイサーズは25のTOをしている。これはサンダーの7回と比べると3倍以上の差である。それなのに、ペイサーズがサンダーに圧倒的な点差をつけられることなく粘れたのは、切り替えのディフェンスとリバウンドだろう。これまでサンダーが戦ってきたチームはミス=失点となることが多く、それ故に大差で負けることも多かった。ペイサーズはそこを徹底して防いでいた。それにプラスアルファでリバウンドのポゼッションバトルで勝利することで、勝利につなげた。
3. NBAファイナル展望
● 両チームの改善は
今日の試合で両チームにとって改善点があったことは間違い無いだろう。
サンダーはリバウンドだろう。正直、リバウンドを競ることができていれば完全な流れを掴み勝利していてもおかしくない試合だった。カンファレンスセミファイナルでナゲッツ相手にあれだけ競れていたサンダーであれば、意識の問題で解決は可能だろう。
一方のペイサーズはTOだ。ディフェンスの切り替えの部分で、簡単にスコアリングに繋げさせなかったとはいえ、前半20TOは勝ったとはいえ改善しなければ今後必ず致命的になる。普段ミスが少ないペイサーズだからこそ、意外な改善点かもしれない。
両チームの改善がされれば、よりディフェンスとリバウンド、ルーズボールなどでハードな試合となるだろう。体力のマネジメントもヘッドコーチを中心に対策が必要になるかもしれない。
4. まとめ
この記事では日本時間6月6日に行われたNBAファイナル、オクラホマシティ・サンダーとインディアナ・ペイサーズの第1戦速報をお届けしました。
- ✔ Oklahoma City Thunder vs Indiana Pacers
- ✔ Key Point🔑
- ✔ NBAファイナル展望
今日の結果に驚きの人も少なくないでしょう。
これこそがNBAファイナルですね!今後より白熱してくシリーズが楽しみです。
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