【因縁】NBAプレイオフ・カンファレンスファイナル NYK vs IND
こんにちは!
NBAファン歴15年、かすたーど。です!
この記事では、日本時間5月22日に行われたNBAプレイオフ、イースタン・カンファレンスファイナルの速報をお届けします。
1. イースト・カンファレンスファイナル
● ニューヨーク・ニックス vs インディアナ・ペイサーズ
第3シードのニックスと第4シードのペイサーズが対戦することとなったイースタン・カンファレンスファイナル。
レギュラーシーズンでは、ニックスが2勝1敗と勝ち越している。
両チームは、いずれもスタッツ上では似通った傾向を持ち、「オフェンスでの殴り合い」を得意とするチームだ。平均得点はニックスが上回っているものの、細かなスタッツではペイサーズの方が優位な項目も多く、それが試合展開にどう影響するかが注目される。一方、ニックスの強みはリバウンド力にある。ニックスとしては確実にリバウンドを取り切れるかどうか、ペイサーズとしてはそれをどれだけ競り合えるかが鍵となるだろう。
【試合内容】
シリーズ第1戦は、ニックスの本拠地マディソン・スクエア・ガーデンで行われた。
試合は予想通り、序盤から激しい点の取り合いでスタート。ニックスはエースのジェイレン・ブランソンとカール・アンソニー・タウンズを中心に得点を重ね、対するペイサーズは多彩なオプションでチーム全体から得点を奪っていく。第1Qは36対34と拮抗したスコアで終了。
第2Qも激しい打ち合いが続き、前半終了時点でスコアはニックス69対ペイサーズ62。ニックスはブランソンが18得点、タウンズが15得点を記録し、ペイサーズは2桁得点の選手が3人と、依然としてバランスの取れた攻撃を展開していた。
後半もその傾向は変わらず、試合は白熱の展開に。第4Q、ニックスが94対92の場面から14-0のランを仕掛け、一気に16点リードと主導権を握る。しかしペイサーズも粘りを見せ、アーロン・ネスミスが3ポイントを6連続で沈めるなど怒涛の反撃。残り数秒、エースのタイリース・ハリバートンが同点シュートを決め、試合はオーバータイムに突入。
延長戦ではニックスが先にリードを奪うも、ペイサーズの勢いを止めきれず、最終的に逆転を許して試合終了。
試合結果:ニックス 135 – ペイサーズ 138
延長にもつれ込んだシリーズ第1戦は、ペイサーズが見事な逆転勝利を収めた。
2. キーポイント
ポイント1:ターンオーバー数
この試合の分かれ道は、ターンオーバーにあったと言えるだろう。もともとペイサーズはミスの少ない堅実なチームだ。それに対して、ニックスはこの試合で15個ものターンオーバーを記録。これはペイサーズの約2倍の数字であり、逆転を許した大きな要因のひとつとなった。
さらに、ペイサーズはそのターンオーバーから27得点を奪っており、この差がそのまま勝敗に影響したと考えられる。もちろん、それだけが敗因とは言えないが、もしニックスがもう少しミスを抑えられていれば、また、そこからの失点を防げていれば、試合の結果は違っていたかもしれない。
ポイント2:ネスミスの6連続3Pシュート
正直、この試合はあの“6連続3Pシュート”がなければ、ニックスの勝利で終わっていただろう。残り4分半から15点差をひっくり返された展開は、ニックスにとってまさに悪夢だったに違いない。
結果的に、この怒涛のスリーポイントがペイサーズに勝利を呼び込んだ要因となった。
こうした展開こそが、プレイオフの怖さであり、面白さでもある――まさに「これだからプレイオフはわからない」と言える試合だった。
3. シリーズ展望
● 先勝したペイサーズ ホーム2連敗を避けたいニックス
第3戦・第4戦はペイサーズのホームで行われる。その意味でも、ニックスとしては絶対に落とせない重要な一戦となる。仮にここで連敗すれば、最悪スイープされる可能性すら見えてくる。一方のペイサーズとしては、一気にシリーズの主導権を握るチャンスだ。
そのためにも、ニックスは何かしらの対策を講じる必要がある。同じ“オフェンス重視”のチーム同士が殴り合えば、現時点ではミスが少なく、よりハードな守備を見せているペイサーズが有利となるのは明らかだ。アテンプトやペースを調整するのか、守備を引き締めるのか、それともターンオーバーを最小限に抑えるのか――。次戦でニックスがどのような修正を見せるのか注目だ。
5. まとめ
この記事ではNBAプレイオフ・イースト・カンファレンスファイナル第1戦の速報をお届けしました。
- ✔イースト・下ンファレンスファイナル 第1戦
- ✔キーポイント
- ✔シリーズ展望
イーストも初戦からオフェンスバチバチの好ゲームを披露してくれましたね。
面白いシリーズになりそうです!見届けましょう!
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