【逆転劇】NBAプレーオフ・カンファレンスファイナル 第3戦 IND vs NYK
こんにちは!
NBAファン歴15年、かすたーど。です!
この記事では、日本時間5月26日に行われたNBAプレーオフ、イースタン・カンファレンスファイナル第3戦の速報をお届けします!
1. イースト・カンファレンスファイナル 第3戦
● インディアナ・ペイサーズ vs ニューヨーク・ニックス
第3シードのニックスと第4シードのペイサーズによるカンファレンスファイナル。
ここまでのシリーズは、ペイサーズが敵地で2連勝。同じくオフェンシブなチーム同士による殴り合いの展開となったが、いずれもクロスゲームを制する形で勝利を収めている。
ここからはホームでの2連戦となり、ペイサーズにとってはより有利な環境での戦いに。シリーズの流れを決定づけるためにも、この試合で確実に勝利をつかみたいところだ。
一方、ニックスはホームでの2連敗を受けて敵地へ。歴史的に0–3から逆転したチームは存在しないことからも、第3戦はまさに“Must Win”の一戦。これまでの2試合で露呈した課題を修正できるかが鍵となるだろう。
【試合内容】
シリーズ第3戦は、ペイサーズの本拠地ゲインブリッジ・フィールドハウスで開催。
ニックスは先発を変更し、ジョシュ・ハートに代えてビッグマンのミッチェル・ロビンソンを起用。過去2試合でシュート成功率が低迷していたこともあり、リバウンドで優位性を取りにいく狙いが見える。
試合は序盤から両チームが激しいディフェンスを展開し、第1Qだけで両チーム合わせて18本のフリースローを記録するなど、フィジカルな立ち上がりに。第1Qはペイサーズが30対26と4点をリードして終了。第2Qに入ると、ペイサーズが徐々に点差を広げ、一時は20点差まで拡大。しかし、第2Q終了間際にニックスが追い上げを見せ、前半を58対45、ペイサーズの13点リードで折り返す。
第3Qは両チームとも決定打を欠き、点差は大きく動かないまま最終Qへ。10点ビハインドで迎えた第4Q、ニックスがついに反撃を開始。カール・アンソニー・タウンズがこのクォーターだけで20得点を挙げる爆発を見せ、残り8分で試合を振り出しに戻す。その後はフリースローが増え、リードチェンジを繰り返す展開に。残り1分を切ってからニックスがわずかに抜け出し、そのまま逃げ切って勝利をつかんだ。
試合結果:ペイサーズ 100 – 106 ニックス
接戦を制したニックスが、崖っぷちの状況から一歩踏みとどまった。
2. キーポイント🔑
ポイント1:終盤に強いニックス
カンファレンス・セミファイナルで大逆転劇を演じたニックスが、この試合でもその“らしさ”を取り戻した。第3Qには最大20点差をつけられる苦しい展開だったが、そこからの逆転劇を見せる。
そして今回は、逆転の中心にいたのがエースのブランソンではなく、カール・アンソニー・タウンズだった。第4Qだけで記録した20得点は圧巻であり、その勢いがそのままチームを勝利へと導いた。
今年のニックスは、第4Qで点差が開いていても決して目を離せないチームになっている。
ポイント2:フリースロー
今日の試合で勝敗を分けたポイントを一つに絞るのは難しい。第4Qにおけるペイサーズの4つのターンオーバーやシュート成功率の低下も要因のひとつだが、フリースロー(FT)も見逃せない要素だろう。
ニックスは30本中27本を成功させ、成功率は90%。一方のペイサーズは33本中27本で、成功率は81%だった。この数字差を「敗因」と断定するのは酷かもしれないが、仮にペイサーズがあと数本決めていれば、試合の流れは確実に変わっていた可能性がある。
プレイオフという、ミスの許されない舞台で高確率でFTを決め切ったことは、ニックスの勝利を支える確かな一因となったはずだ。
3. シリーズ展望👀
● 以前崖っぷちのニックス ホームで王手をかけたいペイサーズ
今日の試合でニックスは貴重な1勝を手にしたが、依然として崖っぷちの状況には変わりない。1敗すればシーズン終了というプレッシャーは精神的にも大きく、歴史的に見てもここからの逆転は極めて困難だ。次戦も引き続き、絶対に落とせない「Must Win」の一戦になるだろう。
一方のペイサーズは次戦もホームでの試合となる。ここで勝利を収め、シリーズを3勝1敗とすれば、NBAファイナル進出へ大きく前進する。実質的に“王手”をかけるこの試合は、チームにとって極めて重要な一戦になる。
5. まとめ
この記事では、NBAプレイオフからイースト・カンファレンスファイナル第3戦の速報をお届けしました!
- ✔イースト・カンファレンスファイナル 第3戦
- ✔キーポイント🔑
- ✔シリーズ展望👀
ニックスがまた大逆転劇を見せましたね!
逆境に強いニックスなので、今後も予想がつきませんね!
コメント