【決定的?】NBAプレイオフ カンファレンスセミファイナル 第5戦
こんにちは!
NBAファン歴15年。かすたーど。です!
本日はカンファレンスセミファイナル、キャバリアーズ対ペイサーズの第5戦と、サンダー対ナゲッツの第5戦の速報をお届けします。
1. イースト カンファレンスセミファイナル 第5戦
● クリーブランド・キャバリアーズ vs インディアナ・ペイサーズ
第1シードのキャバリアーズと第4シードのペイサーズによるシリーズ第5戦。
ここまでの4戦でペイサーズが3勝1敗とシリーズ王手をかけている。キャバリアーズはここから3連勝を狙わなければならない。ホームに戻り、まずは1勝を手にできるか。
第4戦で負傷の可能性があったキャバリアーズのエース、ドノバン・ミッチェルは問題なく第5戦に出場する見込みだ。逆転突破を目指すキャバリアーズにとって、これは大きな追い風となる。
【試合内容】
キャバリアーズのホーム、ロケット・モーゲージ・フィールドハウスで行われたシリーズ第5戦。
序盤にペースを掴んだのはホームのキャバリアーズ。果敢にペイントエリアにアタックし得点を積み重ね、第1Qを31対19とリードして終えた。第2Qはペイサーズも譲らず、3Pシュート7本を沈めて食らいつく。前半終了時には56対52とキャバリアーズリードながら、試合はほぼ振り出しに戻ったと言える。
第3Q、キャバリアーズのシュート確率が低迷する隙にペイサーズが確率よくシュートを沈める。第3Q序盤こそキャバリアーズのオフェンスリバウンドを許したが、中盤以降はディフェンスリバウンドをしっかり抑え、相手のシュート確率を上げさせなかった。第3Q終了時点で76対85とペイサーズが逆転に成功。
第4Q、負けられないキャバリアーズのエース・ミッチェルが反撃。16得点を記録し、残り5分で1点差に詰め寄る。しかしその後のフリースローが明暗を分ける。ペイサーズは6本全て成功させる一方、キャバリアーズは4本全て失敗。追いつきたいキャバリアーズだったが、最後はペイサーズが安定して試合を締めくくり勝利を手にした。
試合結果 キャバリアーズ105点 ペイサーズ114点
ペイサーズが勝利し、2年連続のカンファレンスファイナル進出を決めた。
2. ウエスト カンファレンスセミファイナル 第5戦
● オクラホマシティー・サンダー vs デンバー・ナゲッツ
第1シードのサンダーと第4シードのナゲッツによるシリーズ第5戦。
ここまで2勝2敗と大熱戦を繰り広げている両チーム。MVP候補のシェイ・ギルジャス・アレキサンダーとニコラ・ヨキッチの両エースを中心に、チームとして対策と改善を重ねており、終盤まで勝敗がわからない激闘が続いている。
正直どちらが勝ち上がってもおかしくなく、予想が難しい状況だ。
【試合内容】
サンダーのホームアリーナ、ペイコム・センターで行われたシリーズ第5戦。
試合は序盤から一進一退の攻防が続く。サンダーはシェイとジェイレン・ウィリアムズ、ナゲッツはヨキッチを中心にペイントエリアでの得点と3Pシュートを軸にスコアを重ねる。ナゲッツはリバウンドで優位を築くもターンオーバーが多く、サンダーはリバウンドではやや劣るものの、相手のミスからの速攻や高いシュート確率で対抗する。
前半は54対56でナゲッツが2点リードで折り返す。第3Qはナゲッツがやや優勢に展開を進め、ヨキッチとマレーを中心に5本の3Pシュートを沈める。対するサンダーはシェイが10得点を挙げてチームを支え、リードを許さず78対86で第4Qへ。
試合の流れを変えたのはサンダーのルーゲンツ・ドートだった。残り8分半から3本の3Pシュートを連続で決め、サンダーは残り5分半に同点に追いつく。以降は再び一進一退の攻防となる。
勝負を決めたのは残り47秒。直前のポゼッションで3点リードを得たサンダーはボールをエースに託し、シェイが3Pシュートを決めてリードを6点に広げる。以降は冷静にフリースローを決め切り、試合終了。
試合結果 サンダー112点 ナゲッツ105点
サンダーがホームで勝利し、シリーズを3勝2敗としてついに王手をかけた。
3. 今日の試合の注目ポイント
ポイント1:ECSF 試合を決めたフリースローの差
今日の試合は、正直どちらが勝ってもおかしくない内容だった。残り時間5分を切ったところで、フリースローの成功率が明暗を分けた。もし状況が逆であれば、キャバリアーズの勝利も十分にあり得たはずだ。
決め切るシュート力や精神力、そしてかかるプレッシャーは、NBAの本番であれば想像を絶するものだろう。それでも最後に決め切ったのはペイサーズだった。
改めて、フリースローの重要性を痛感させられる対戦となった。
ポイント2:WCSF ただただ熱戦
このシリーズは終始、熱戦の連続だ。決定的な差を許さず、互いにしのぎを削る両チーム。MVP候補である両エースの圧倒的な活躍に加え、チームとしての緻密な対策が光る。そうした全ての要素が、このシリーズを一層面白くしている。
ポイント3:2戦連続でクラッチシュートを決めいているエース
サンダーのエース、シェイは第4戦と本日の試合で、重要な局面で確実にシュートを沈めている。クラッチシチュエーションでボールが集まるのはエースの証であり、チームを勝利に導くのが彼の役割だ。決して簡単なことではないが、両チームの実力が拮抗している以上、今後もエースが勝負所で仕事をする場面は多く訪れるだろう。ぜひ、そのプレイをしっかりと目に焼き付けてほしい。
4. 今後のプレイオフ展望
● カンファレンスファイナルを決めたペイサーズ
今日の試合に勝利し、いち早くカンファレンスファイナル進出を決めたペイサーズ。
対戦相手はセルティックスかニックスのどちらかとなるが、セルティックスであれば2年連続の顔合わせとなる。ただし、セルティックスのエースの負傷や逆境を考慮すると、ニックスが勝ち上がってくる可能性も高い。
時間をかけてしっかりと対策を練り、万全の体制でファイナルに臨むことだろう。
● 王手をかけたサンダー ナゲッツはホームで勝利し希望をつなぐか
ついにこのシリーズで王手をかけたサンダー。次はナゲッツのホームでの試合となり、ファンの熱量も一層高まることだろう。たとえ負けてもホームでの第7戦が控えているとはいえ、何が起こるか分からない緊迫した展開が予想される。果たしてサンダーがあと1勝をものにするのか、それともナゲッツが連勝してカンファレンスファイナル進出を決めるのか、注目が集まる。
5. まとめ
この記事ではNBAプレイオフカンファレンスセミファイナルの速報をお届けしました。
- ✔イースト カンファレンスセミファイナル CLE vs IND
- ✔ウエスト カンファレンスセミファイナル OKC vs DEN
- ✔今日の試合の注目ポイント
- ✔今後のシリーズ展望
本日、ペイサーズがカンファレンスファイナル進出をいち早く決めました。対戦相手は、王手をかけているニックスか、エース不在の中で逆境に立たされている王者セルティックスか。 そして、もう一方のカンファレンスでは、ナゲッツとサンダーが激闘を繰り広げており、その行方にも注目が集まります。
いよいよ優勝が視野に入ってきたプレーオフ。果たして栄冠を手にするのはどのチームか――これからの戦いも目が離せません!
コメント