【NBAプレイオフ】カンファレンスセミファイナル試合速報
こんにちは!
NBAファン歴15年24歳の かすたーど。です!
現在、NBAではプレイオフがカンファレンスセミファイナルまで進行しています。この記事では、そんなカンファレンスセミファイナルから日本時間5月7日に行われたクリーブランド・キャバリアーズvsインディアナ・ペイサーズとミネソタ・ティンバーウルブスvsゴールデンステイト・ウォリアーズの試合について速報をお届けします。
1. イースト カンファレンスセミファイナル
● クリーブランド・キャバリアーズ vs インディアナ・ペイサーズ
第1シードのクリーブランド・キャバリアーズと第4シードのインディアナ・ペイサーズの対戦となったイースタンカンファレンスセミファイナル。
シリーズ第1戦は6選手が2桁得点を記録したペイサーズがアウェイで勝利。第3戦、第4戦がペイサーズのホームアリーナでの試合となるキャバリアーズは是が非でも取りたい第2戦。ペイサーズはこの第2戦に勝利すれば、スイープすらも見えてくる試合となっています。
試合前の事前情報でキャバリアーズはエヴァン・モーブリー、ダリアス・ガーランド、ディアンドレ・ハンターの3選手が欠場することが発表されました。ホームでの勝利を確実としたいキャバリアーズにとっては痛い欠場です。
【試合展開】
試合は序盤こそ競り合う展開がありましたが、第1Q中盤以降はキャバリアーズの試合ペースで試合が進行しました。第2Q序盤にこの試合の最大点差である20点まで開き、第3Qの終盤までキャバリアーズ優勢で進行しました。第4Q開始時点、キャバリアーズ98点vsペイサーズ84点とキャバリアーズ14点リードでスタート。ペイサーズは得点源を絞りにくいようにチームとして追いかけるのに対し、キャバリアーズはエースであるドノバン・ミッチェルが立て続けにスコアリングをする展開。しかし試合は終盤に向かうにつれ点差が縮まっていた。残り57秒にミッチェルがこの試合48得点目を記録するフリースローで7点差、3ポゼッション必要となり、試合は決着するかに思えた。しかしペイサーズはここから47秒にネスミスが3ポイントシュートを決め、27秒にシアカムがレイアップを決め3点差に縮めた。そして残り12秒でファウルを受けたペイサーズのエースであるタイリース・ハリバートンが1本目のフリースローを決め2点差に。2本目を外し、自らリバウンドを奪取。ラストワンプレイで、ステップバック3ポイントシュートを決め、逆転。試合はそのまま決着した。
試合結果 キャバリアーズ 119点 ペイサーズ120点
ペイサーズの劇的逆転勝利によりシリーズ2連勝となった。
2. ウエスト カンファレンスセミファイナル
● ミネソタ・ティンバーウルブス vs ゴールデンステイト・ウォリアーズ
共にアップセットしてカンファレンスセミファイナルに進出した第6シードのミネソタ・ティンバーウルブスと第7シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ。
レギュラーシーズンではウォリアーズ3勝、ウルブス1勝とウォリアーズが勝ち越している。
【試合内容】
試合はウルブスのホームアリーナであるターゲット・センターで行われた。
試合は第1Qからロースコアリングなゲーム展開。第2Qからは少しずつウォリアーズペースになり、20点差をつける。追いかけたいウルブスはチームの強みでもある3ポイントシュートを軸に反撃をしたいが、試合を通して17%と低迷。リバウンドもサイズはないながらも積極的に奪取しにくるウォリアーズに競り負ける展開が続いた。4Qに少し点差を縮めるが、NBAでも最底辺のゲームスピードのウルブスに追いつく力はなくそのままゲームエンド。
試合結果 ウルブス88点 ウォリアーズ99点
ウォリアーズがシリーズ先勝する結果となった。
3. 今日の試合の注目ポイント
ポイント1:キャバリアーズvsペイサーズの終盤
残り時間が1分間を切ってからの攻防。劇的ゲームエンド。バスケの醍醐味を詰め合わせたような試合であった。この記事をご覧の皆さんはぜひご覧になっていただきたい。
ポイント2:キャバリアーズエース ドノバン・ミッチェルのスコアリング
負けはしたが、エースのスコアリングを披露したドノバン・ミッチェル。ゲームハイの48得点を記録スコアリングは圧巻。
ポイント3:ウォリアーズのリバウンド
ウォリアーズはサイズがあるチームではない。しかし、ツインタワーシステムを使いポゼッションバトルを得意とする第2シードのヒューストン・ロケッツに勝ち上がっている。「リバウンドを制するものは試合を制す」とはよく言ったもので、リバウンドの結果がウルブスのシュート確率の上昇を防いだことは言うまでもない。
4. 今後のシリーズ展望
● ホーム2連敗のキャバリアーズ ペイサーズホームでの試合へ
NBAの歴史上3連敗したチームがシリーズを勝ち上がったケースは存在しない。ホームでの2連敗と主力選手の欠場はキャバリアーズにとっては痛手だが、今後の試合は落とせないものとなった。一方のペイサーズはこの後ホームでの2連戦を勝ちきりファイナルへの切符を獲得したいところである。
● ウォリアーズエース ステフィン・カリーの怪我の具合
今日の試合の第2Q中盤にハムストリングの怪我でロッカールームに下がったステフィン・カリー。彼のチームに与えるエフェクトは計り知れない。現状第2戦の出場は見送られるようだが、復帰予定はいつ頃になるのであろうか。
5. まとめ
NBAプレイオフ カンファレンスセミファイナル速報をお届けしました。
- ✔クリーブランド・キャバリアーズvsインディアナ・ペイサーズ シリーズ第2戦
- ✔ミネソタ・ティンバーウルブスvsゴールデンステイト・ウォリアーズ シリーズ第1戦
- ✔試合の注目ポイント
- ✔今後のシリーズ展望
今日の試合でさえドラマのような結果が起きています。シリーズを通して、研究と対策、実践を繰り返す両チーム。
今後のNBAプレイオフからも目が離せません!
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