NBA Buzzer Beater History

NBA雑学

【象徴】NBA ブザービーターの歴史

こんにちは!

NBAファン歴15年のかすたーど。です!

この記事では、ブザービーターの意味や魅力、そしてNBAの歴史に刻まれた印象的なブザービーターの名シーンを紹介します!

1. Buzzer Beaterとは?⚡️

● バスケットボールにおける印象的なプレー🏀

バスケットボールは時間制のスポーツであるため、試合終了間際の数秒で劇的な得点が生まれることがよくあります。ブザービーターとは、試合終了のブザーが鳴る直前に放たれ、そのシュートがブザーとほぼ同時に決まるプレーを指します。重要なのは、シュートがボールから離れた瞬間がブザーの鳴動前であること。もしボールを放つ前にブザーが鳴った場合、そのシュートは無効となります。

この「最後の一投」という特性から、ブザービーターはバスケットボールにおける最もドラマチックで記憶に残るシーンの一つです。

2. クラッチショットとの違いは?

● 残り時間の範囲

ブザービーターは「試合終了のブザーとほぼ同時に決まるシュート」に限定されるのに対し、クラッチショットは「接戦時(特に残り時間5分以内)に放たれる重要なシュート全般」を指します。

つまり、すべてのブザービーターはクラッチショットに含まれますが、逆にクラッチショットが必ずしもブザービーターになるとは限りません。言い換えれば、いわゆる“ラストショット”だけがブザービーターと呼ばれるのです。

3. NBA Buzzer Beater Ranking

では、世界最高峰のプロバスケットボールリーグであるNBAの歴史上で多くブザービーターを決めてきた選手は誰なのか。

5位:ポール・ピアース

総ブザービーター数(BB)7本, レギュラーシーズン(RS)5本, プレーオフ(PO)2本

第5位は「The Truth」ことポール・ピアースだ。キャリア通算で10回のオールスターに選出されたレジェンドで、彼が着用していた背番号34はセルティックスの永久欠番となっている。身体能力は他のNBA選手と比べて際立って高いわけではなかったが、その勝負強さは一級品だった。2008年にセルティックスを優勝に導いたのも、彼の勝負強さがあってこそと言えるだろう。

2位:レブロン・ジェームズ, コービー・ブライアント, ジョー・ジョンソン

同率2位が3名いる。

レブロン・ジェームズ:BB 8本, RS 3本, PO 5

1人目はNBAのKINGことレブロン・ジェームズだ。現役選手として今も活躍を続ける彼は、昔から勝負強さで知られている。特にプレッシャーのかかるプレイオフでは、5本のブザービーターを決めており、これは歴代最多の記録だ。今後1本でも決めれば、歴代1位の本数に並ぶことになる。

コービー・ブライアント:BB 8本, RS 7本, PO 1本

2人目は「BLACK Mamba」ことコービー・ブライアントだ。彼はクラッチタイムに自らボールを握り、決めることで知られている。これは「必ず自分が決める」という強い意思の表れだろう。その結果、キャリアを通じて8本のブザービーターを沈めている。

ジョー・ジョンソン:BB 8本, RS 6本, PO 2本

3人目は「ISO Joe」の愛称で親しまれるジョー・ジョンソンだ。ISO(アイソレーション)が名前に付くほど、1on1に優れたプレイヤーである彼もまた、勝負どころに強い。歴代の映像を振り返ると、彼の華麗な1on1シーンをよく目にする。1on1に強いがゆえに、勝負どころも任されてきたのだろう。

1位:マイケル・ジョーダン🐐

BB 9本, RS 6本, PO 3本

1位はNBAの神様、「MJ」の愛称で知られ、名前を聞いたことがない人はほとんどいないマイケル・ジョーダンだ。彼は歴代最多の9本のブザービーターを決めており、「The Shot」など映像に残る名シーンも多い。勝負強さと決め切る力が、彼の2度の3ピートや6回の優勝に繋がったことは疑いようのない事実だろう。

4. 印象的なブザービーター

● 2019年 カワイ・レナード

イースト・カンファレンス・セミファイナル第7戦、ラプターズ対シクサーズの一戦。ブザービーターと聞いて真っ先にこのシュートを思い浮かべる人も少なくないだろう。ラプターズのホームで行われたこの試合は、90対90で迎えたラプターズボールのラストプレーだった。ボールを受けたレナードは右コーナーに走り込み、エンビードの上からジャンプショットを放つ。ボールは4回バウンドし、ネットを通過。会場の静寂を破り、歓声が鳥肌を立たせた。

このシュートはプレーオフ史上初となる、第7戦での決勝ブザービーターだった。結果的にラプターズを初優勝へと導いた。

● 2019年 デイミアン・リラード

ウエスト・カンファレンス・プレーオフ1回戦、ブレイザーズ対サンダーの対戦。「史上最もクレイジー」と称されるこのブザービーターは、最終クォーター115対115のラストプレーで生まれた。センターライン付近からフロントコートに進んだリラードは、ステップバックでポール・ジョージをかわし、37フィートもの超ロング3ポイントシュートを放つ。

このシュートがブレイザーズをセミファイナルへと導いた。リラードのウェーブしながらの手振りと「Bye Bye」のポーズは、今やNBAを象徴するシーンとなっている。

5. まとめ

  • Buzzer Beaterとは?⚡️
  • クラッチショットとの違いは?
  • NBA Buzzer Beater Ranking
  • 印象的なブザービーター

心に残るブザービーターはどれですか?

ぜひ教えてください!

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