【新生】NBAドラフトロッタリーって何?
こんにちは!
NBAファン歴15年。かすたーど。です!
現在、NBAではドラフトロッタリーの結果が大きな話題となっています。
この記事では、「ドラフトロッタリーとは何か?」をわかりやすく、完全解説していきたいと思います!
1. ドラフトロッタリーとは何か?
● ドラフト指名の順番決め
NBAドラフトロッタリーは、プレーオフに進出できなかった14チームが、6月に行われるドラフトでの指名順位を決定するための抽選イベントです。
この仕組みにより、最下位のチームが必ずしもドラフト1位指名権を得られるわけではなく、「運」と「確率」が大きな要素となります。
仮に順位が成績通りに確定してしまうと、大物ルーキーを狙って意図的に最下位を目指す“タンク”行為が横行しかねません。ロッタリー制度は、その抑止のためにも重要な役割を担っているのです。
2. 抽選確率と仕組み
● 両リーグの勝敗から決まる
NBAでは、プレーオフに進出できなかった14チームがドラフトロッタリーに参加します。
勝率が下位のチームほど1位指名権を獲得する確率が高く設定されていますが、必ずしもそのチームが1位指名権を得られるとは限りません。完全な保証があるわけではなく、「抽選」という形で運の要素が大きく関わってきます。
この抽選では、上位4つの指名順位が決定され、それ以降の順位はレギュラーシーズンの成績順に自動的に割り当てられます。
2025年ドラフトロッタリーの参加チームは以下の通りです。
チーム | 成績 | 勝率 | 1位獲得確率 |
---|---|---|---|
ジャズ | 17勝65敗 | 20.7% | 14.0% |
ウィザーズ | 18勝64敗 | 22.0% | 14.0% |
ホーネッツ | 19勝63敗 | 23.2% | 14.0% |
ペリカンズ | 21勝61敗 | 25.6% | 12.5% |
シクサーズ¹ | 24勝58敗 | 29.3% | 10.5% |
ネッツ | 26勝56敗 | 31.7% | 9.0% |
ラプターズ | 30勝52敗 | 36.6% | 7.5% |
スパーズ | 34勝48敗 | 41.5% | 6.0% |
サンズ² | 36勝46敗 | 43.9% | 3.8% |
ブレイザーズ | 36勝46敗 | 43.9% | 3.7% |
マーベリックス | 39勝43敗 | 47.6% | 1.8% |
ブルズ | 39勝43敗 | 47.6% | 1.7% |
キングス³ | 40勝42敗 | 48.8% | 0.8% |
ホークス⁴ | 40勝42敗 | 48.8% | 0.7% |
注釈:
¹ シクサーズの指名権はトレードによって他チームが保有している可能性あり。
² サンズの指名権はネッツを経由し、ヒューストン・ロケッツが保有。
³ キングスの指名権は順位次第で他チームに移る可能性あり。
⁴ ホークスの指名権はスパーズに送られる予定。
3. なぜこんなにも盛り上がるのか?
理由①:未来のスター誕生がかかっている
ドラフトロッタリーで1位指名権を獲得したチームは、将来のスーパースターを手にする可能性が高まります。
過去には、レブロン・ジェームズ、ティム・ダンカン、ザイオン・ウィリアムソンといった、1位指名からリーグの勢力図を塗り替えた選手たちが数多く誕生しています。
「次代の顔」がどのチームに加わるのか――その期待感こそが、ファンを惹きつけてやまない理由のひとつです。
理由②:”運”が勝敗を分ける
レギュラーシーズンの成績ではなく、“抽選”によって決まるロッタリーには、常にサプライズがつきものです。
確率の低いチームが思わぬ形で1位指名権を引き当てたり、逆に最下位のチームが下位に転落することも。その予測不能な展開に、一喜一憂するファンの反応もロッタリーの醍醐味といえるでしょう。
理由③:再建中チームの希望の瞬間
低迷していたチームにとって、ロッタリーは未来を左右する大きなターニングポイントとなります。
上位指名権を引き当てれば、一気に強豪への道が開ける可能性もあるため、ファンは“救世主”の到来を願って固唾をのんで見守っています。
4. まとめ
この記事では、ドラフトロッタリーについて完全解説をしてきました!
- ✔ドラフトロッタリーとは何か?
- ✔抽選確率と仕組み
- ✔なぜこんなにも盛り上がるのか?
みなさん、ドラフトロッタリーの結果はご覧になりましたか?
今後は、注目のドラフト候補選手についても詳しく解説していきますので、ぜひ楽しみにしていてくださいね!
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