【熱闘】NBAプレイオフカンファレンスセミファイナル NYK vs BOS GSW vs MIN
こんにちは!
NBAファン歴15年。かすたーど。です!
カンファレンスセミファイナルはシリーズ第3戦まで進み、NBAプレイオフは連日熱戦続き!ファンの皆さんにとっては、興奮が止まらない毎日ではないでしょうか?
今回は、日本時間5月11日に行われた2試合の速報をお届けします!
1. イースト カンファレンスセミファイナル
● ニューヨーク・ニックス vs ボストン・セルティックス
第2シードのセルティックスと第3シードのニックスが対戦するカンファレンスセミファイナル。
このシリーズは第1戦・第2戦ともに、ニックスが20点差をひっくり返す大逆転勝利を収め、昨季王者セルティックスはホームでまさかの2連敗を喫する形でスタートしました。
セルティックスにとっては、もはや一敗も許されない状況。対するニックスは、ホームアリーナのアドバンテージを活かし、シリーズ王手をかけられるかが注目されました。
【試合内容】
第3戦の舞台は、ニックスの本拠地である聖地・マディソン・スクエア・ガーデン。
試合はこれまでの2戦と同様に、第1クォーターからセルティックスが主導権を握ります。第1Q終了時点で16点差をつけ、崖っぷちに立たされた王者の底力が爆発する展開に。
何とか立て直したいニックスは、ファウルを誘ってフリースローを得るなど粘りを見せますが、セルティックスは過去2戦での逆転負けを教訓に、集中力を切らさず冷静なゲーム運びを継続。前半終了時には25点差をつけ、試合を通して反撃の隙を与えず、そのまま快勝しました。
試合結果
ニックス 93点 - セルティックス 115点
セルティックスが王者の意地を見せて勝利をつかみ、シリーズを1勝2敗としました。
2. ウエスト カンファレンスセミファイナル
● ゴールデンステイト・ウォリアーズ vs ミネソタ・ティンバーウルブス
第6シードのウルブスと第7シードのウォリアーズが対戦するカンファレンスセミファイナル。
シリーズ第1戦はウォリアーズが敵地で勝利を収めたが、エースのステフィン・カリーが負傷し、約1週間の離脱を余儀なくされた。そんな中で迎えた第2戦は、ウルブスが試合を終始支配し勝利。シリーズを1勝1敗のタイに戻した。
果たしてウルブスは第2戦の好調を維持できるのか。ウォリアーズはカリー不在のホームゲームで勝利を飾れるのかが注目された。
【試合内容】
ウォリアーズのホーム、チェイス・センターで行われた第3戦。
試合は序盤からロースコアの展開が続く中、ウルブスが徐々に点差を広げる。一方でウォリアーズも粘り強く点差を縮めるが、両チームともシュート確率は伸び悩み、試合の主導権をつかみ切れない。第3クォーターにウォリアーズが一時的にリードを奪うも、ウルブスが追いつき、試合は第4クォーター残り4分まで一進一退のクロスゲームとなる。
しかし、ここでウォリアーズの守護神ドレイモンド・グリーンが痛恨のファウルアウト。勝負どころで数的不利となったウォリアーズに対し、ウルブスはジェイデン・マクダニエルズの3ポイントシュート、ルディ・ゴベアのダンクとフリースロー、そしてエースのアンソニー・エドワーズの3ポイントシュートでリードを広げる。残り1分弱で7点差とし、ウォリアーズの反撃を許さず試合終了となった。
試合結果
ウォリアーズ 97点 – ウルブス 102点
ウルブスが敵地で勝利を収め、シリーズを2勝1敗とした。
3. 今日の試合の注目ポイント
ポイント1:セルティックスの安定感
セルティックスは攻守においてバランスの取れたチームです。これまでの2試合で20点差をつける展開となったのも、相手を的確に抑えつつ確実にシュートを沈めた結果と言えます。本日の試合でも、その強みが揺らぐことはなく、むしろ守備の強度を高めたことで危なげない試合運びを見せました。
ポイント2:プレイオフ・ジミー
ウォリアーズのジミー・バトラーは、プレイオフでの圧倒的な活躍から「プレイオフ・ジミー」と称されます。本日の試合では、エースのカリー不在の中、ファーストオプションとしての役割を果たし、33得点、7リバウンド、7アシストの大活躍を見せました。今後、少なくとも1試合カリーの欠場が確定しているウォリアーズにとって、彼のパフォーマンスは極めて重要となるでしょう。
ポイント3:勝負を分けたグリーンのファウルアウト
今季のディフェンシブ・プレイヤー・オブ・ザ・イヤー(DPOY)最終候補に名を連ねるウォリアーズのドレイモンド・グリーンは、オフェンスにおけるプレイメイキング能力と、ディフェンスにおけるチームの戦術的要塞として極めて重要な役割を果たしている。試合中、彼の存在によってウォリアーズのディフェンス組織は高いレベルで維持されていたが、ファウルアウトにより退場した直後からチームのディフェンシブ・バランスが崩れ、試合の流れがウルブス側へ傾いたことは明白である。この事象は、グリーンが試合の勝敗に及ぼす影響の大きさを如実に示していると言える。
4. 今後のシリーズ展望
●3試合連続で20点差以上を付けられているニックス
ニックスは本シリーズの全試合で、致命的とされる大きな点差を許している。確かに2試合で大逆転を果たしてはいるものの、そのような大差を何度も覆すのは現実的ではない。現時点ではシリーズをリードしているが、今後勝ち進むためには、ニックス自身が明確な対策を講じる必要があるだろう。
●ホームで意地でもタイにしたいウォリアーズ
ウォリアーズのエース、ステフィン・カリーは第5戦で再検査を受ける見込みで、復帰は第6戦以降と予想されている。つまり、彼の復帰までに最低でも1勝を挙げる必要があるということだ。そのため、ホームでの第4戦は意地を見せて必勝を期すだろう。次戦はシリーズのターニングポイントとなる可能性が高い。
5. まとめ
この記事では、NBAプレイオフのカンファレンスセミファイナル速報をお届けしました。
- ✔イースト カンファレンスセミファイナル 第3戦
- ✔ウエスト カンファレンスセミファイナル 第3戦
- ✔今日の試合の注目ポイント
- ✔今後のシリーズ展望
本日も熱戦が繰り広げられました。全てのシリーズが現在、2勝1敗または1勝2敗の接戦となっており、今後の展開からますます目が離せません。
コメント